息子が年長の時に担任をして頂いた先生

息子が通っていた幼稚園は先生の指導教育にも熱心で、年少の時の担任・副担任、年中年長の時の担任とみなさんとてもいい先生ばかりでした。
その中でも特に印象に残っているのが年長の時の先生です。

 

この先生は自分の担当しているクラスの子供だけでなく、他クラスや他学年の子にもとても親身に優しく明るく接していました。
また全園児の名前はもちろん、子供の母親の顔も覚えていてくれて、参観日などで園に出向いた時には息子の様子を話してくれたりもしました。
担任をしている子供の親じゃないのに息子をよく見ていてくれている事、また息子の母親である私の顔を覚えてくれたことにとても驚き、そして嬉しい気持ちでいっぱいでした。

 

そんな先生ですから保護者からも人気があり、その先生が担任しているクラスの子は羨ましがられるほどです。

 

息子が年長になったとき、担任の先生は誰になったの?と聞くと、なんと!その人気絶大の先生だったんです。
息子はもちろん、私も大喜びでした。

 

親子共々大好きだった先生と過ごした1年間は本当に楽しい思い出ばかりです。
運動会では保護者よりも応援のテンションが高く、誰より大きな声で子供達に声援を送ってくれました。
遠足などのイベントの時の写真を見ると、先生はいつも弾けるような笑顔で子供達より楽しそうに写っていました。
音楽発表会や演劇発表会では終わると必ず感極まって涙を流していました。

 

月に1回、子供の園での様子を報告するノートを書いてくれるのですが、それも一人一人丁寧に書いていてくれたと思います。
年少・年中の時の先生は「困っているお友達を助けてあげていました。」等ざっくりした内容が多かったのですが、その先生は同じ内容でも「こんな事でお友達が困っていて、そこに息子君がこんな風に声をかけ、こんな風に手助けしてあげていました。」といった様に具体的に話してくれます。
子供達一人一人をよく見て、気付いて、接してくれているんだと実感できました。

 

そんな先生のクラスだと、保護者同士の雰囲気もとても良くなっていたと思います。
子供同士のトラブルがあっても双方の話をよく聞いてくれて、遺恨を残さず解決するように努めていてくれたからではないでしょうか。
卒園式の日には先生に感謝のプレゼントを用意するのが慣例となっているのですが、先生に喜んでもらえるよう、みんなで一生懸命プレゼントを考えたのもいい思い出です。

 

卒園式でももちろん先生は泣いていました。
涙でお別れの歌が歌えないほど泣いていました。
それを見て、私たち保護者も子供達も大泣きしてしまいました。
幼稚園生活最後の一年間をこの先生に担任してもらえた事、本当に幸運だったと思います。

 

卒園してからも毎年小学校の運動会には応援に来てくれています。
今では先生の顔を見るのが運動会のもう一つの楽しみになっています。