優しいのに、頭が良くて男前(?)な素敵な先生でした

うちの子は今小6です。
でも未だにお世話になった幼稚園の先生と、ちょくちょく遭遇します。
今おいくつか知りませんが、綺麗な方で、スレンダーで、英会話も出来て、その上さばさばした性格で男前!
こんな素敵な先生に出会えて、うちの子、とっても幸せでした。

 

実は先生のご自宅が幼稚園から割と近く、自転車通勤してらっしゃいました。
うちの子の行動範囲と先生の行動範囲が結構被るので、今でもちょくちょくお会いしてお話が出来るのです。
うちの子の人生で初めての「先生」となったのが、この女性。
見た目、美人でほとんどメークをしていないように見え、長い髪を束ね、スレンダーで、物静か(そうに見える)。
しゃべっていないと、ちょっと近寄りがたい感じがしました。
ところが、見た目と違う人でした。これがかなりママさん達からの支持率が高い理由です。

 

保育する子供たちは、年少さんの超おこちゃまたち。
中にはお母さんから離れたくないあまり、大泣きして朝から大暴れする子もいます。
そんな困ったちゃんを優しくなだめる訳でも、怖い顔して起こる訳でもなく、後ろからがっちりとタックルしながら、「さ〜、お母さんにバイバイしようね〜」と言い、タックルしたまま教室に困ったちゃんを運んでいく。
またある時は、外国人の女の子が一人いたのですが、ママたちの輪に入れないその外国人のお母さんの手紙をとても温かな、素敵な文章に和訳して、ママたちの集まりの際に読んでくれたりしました。(残念ながら、外国に帰ってしまったので)
そして、私は参加しませんでしたが、その幼稚園では毎年大人だけの忘年会をする習わしになっていて、先生方と園児の保護者が夜、集まって飲み会を開催していました。
忘年会の後、ママたちに話を聞くと「先生、手酌でビールがんがん飲んでた」そうで。ん〜、なんて男前なんでしょう。
その上かなり強いらしく、全然酔っぱらわない、らしい。

 

うちの子とのエピソードを紹介していませんでしたね。
今でも鮮明に覚えているのが、うちの子がちょっと仲間外れ的な扱いを受けた時のこと。
うちの子、今はかなり体が大きい方で、やっつけられるよりはやっつける方になりました。
でも幼稚園の年少さんの頃は、とってもおちびさんでした。
体も弱く、体力も無いので、ちょっと気の強い子からはうざったがられる様でした。
ある日、幼稚園にある人気の遊具に3〜4人位の子供が陣取っていて、うちの子が「僕も入れて〜」とお願いしましたが、「いやだ」「あとでね」と取り合ってもらえませんでした。
子供の事だし、お迎えで行って見ていた私が入っていくのも…と思いましたが、うちの子がわんわん泣いて「一緒に遊びたい」とあんまり言うので、私も子供と一緒に友達に頼んでみました。
「うちの子も乗せてくれない?」と。
でも、「また今度〜」とか、まるで敵視して黙ってにらんでくる子とかばっかりで、らちが明かないので、「また今度にしよう、譲ってくれないから」と私も泣きじゃくる子供の前で半分キレそうになり、子供を連れて家に帰ろうとしました。
その時、先生登場!
黙って様子を見ていた先生が、遊具を陣取る子供達に向かって注意し始めました。
「○○くん(うちの子)だって、遊びたいんだよ。あなた達が同じような事をされたら、どう思う?」
その穏やかだけど、どこかはっきりとした厳しい口調に、注意された子供達は背筋がシャキン!となって、くもの子を散らしたようにいなくなり、そのうちの一人の子が戻ってきて、うちの子の手を取り、一緒に遊具に乗って遊び始めました。
他の場所で立ち話をしていた、注意された子供たちのママが慌ててやってきて、「どうしたの?ごめんね、うちの子が…」と言うと、先生が「もしかしたら余計な事を言ったかもしれません…でも、相手の気持ちを分かってほしかったから」と。
私は涙が出そうでした。
それからうちの子もいつも友達と楽しそうに遊べるようになりました。

 

先生、結構やりますね。今でもあの時の事は、感謝しています。