初めての園生活で不安な私と娘を励ましてくれた先生

我が家では現在、長女が幼稚園の年少で、4月から初めて幼稚園に通い始めました。もともとママが大好きな子で、少しでも離れるとわーわーと泣くような子供だった娘は、入園試験ではもちろん、入園式でも泣き続け、通園が始まっても朝からずっと泣いて幼稚園に行きたくない!と言い、励まし励ましようやく園バスに乗せるという日々が続きました。それでも先生方の協力や本人のがんばりもあり、2か月経った頃にはようやく泣かずに行ってきますをできるようになっていました。
ある時、教育懇談会があったため、幼稚園に出向く機会がありました。普段はバス通園のため、園での娘の様子がまったくわからなかったので、どんな風にして遊んでいるのか見るのをとても楽しみにしていました。始めは園庭で遊んでいる娘を微笑ましく見ていたのですが、どうもずっと1人で遊んでいるようだということに気が付きました。他の女の子たちに「いーれーてー」と言ってみたりはしているようなのですが、実は娘は滑舌が悪く、親の私でもたまに聞き取れないことがあり、そのお友達たちにもわかってもらえず、すぐに置いて行かれたようでした。懇談会の最中で、担任の先生が教室の前でお話していたのですが、私はもうそれどころではなく、娘を目で追うことに夢中になってしまい、1人で歌を歌ったり、他の子に話しかけては知らんぷりされたりしている姿を見て、涙が出そうになっていました。
懇談会が終わり、担任の先生にあいさつをする時、私の様子がおかしいのを先生が気づいてくれ、「もし何か心配なことがあるならお話きかせてください」と言ってくださったので、娘についての心配を話したところ、とても親身になり話を聞いてくださいました。これからもしっかり見ていきますと約束してくださって、それからしばらくは、毎日娘の園での様子を細かく報告してくださいました。先生の話や娘自身の話をきくうちに、園で私が見た光景は一場面に過ぎず、お友達とも楽しく過ごしているということもわかり、本当に安心しました。何より嬉しかったのは、先生が「どうかお一人で悩まないで、どんな小さなことでもいいのですぐに相談してください」と言ってくださったことです。この後も、娘が給食を完食したことや、先生のお手伝いをしてくれたことなど、とても丁寧に連絡をくださって、園の様子がよくわかって本当に助かっています。
娘にとっても親にとっても初めての幼稚園生活で、不安なことだらけでしたが、幸い最初の担任の先生がとても素晴らしい方だったので、本当に良かったと思っています。

感謝の気持ちで手渡した白い花

冬休みが終わったある日、子どもが保育園で友達と遊んでいる最中、目に怪我をしてしまいました。
全治1か月の大怪我でしばらく通園もできず、楽しみにしていたお別れ遠足へも行けないことになってしまいました。
お別れ遠足でミカン狩りに行くのも心から楽しみにしていた子どもは落胆し、毎日「行きたかった」と言っては残念そうにしていました。
ミカン狩り当日は心も晴れず、お菓子で気分転換をするよう勧めても、子どもは外ばかりみてため息をついていました。
その夜、保育士さんが家に電話をかけてきてくれました。
ミカン狩りに行けなくて残念だったけれど、皆で相談してお土産を買ってきたので、明日家まで届けてくれるとのことでした。
翌日の夜、仕事が終わってからか、私服の保育士さんが家へ来てくれました。
小さな袋を差し出して
「これはね、皆で選んだんだよ。皆、早くお怪我が治って会えるのを楽しみにしているよ」
そう言って、小さなミカンのキーホルダーと、お菓子が入った袋を子どもに手渡してくれました。
「お菓子は先生からだよ。早く治るおまじないがしてあるから、きっとお怪我が良くなるからね」
子どもにはこのキーホルダーと先生のおまじないのかかったお菓子がとても嬉しかったらしく、翌日から目薬も嫌がらなくなり、キーホルダーとお菓子を大切にしながら、一日も早く通園できる日を待つようになりました。
卒園式も迫った2月、ようやく登園できるようになると、子どもは張り切って保育園へ行きました。
お土産を下さった担任の保育士さんもとても温かく子どもを迎えて下さり、その日から以前と変わらない楽しい保育園生活が始まりました。
卒園式の練習で忙しいある日、子どもは折り紙で作った小さな白い花を保育士さんに手渡したそうです。
「先生、遠足のお土産ありがとう。すごく嬉しかったよ」

そう言って渡してくれたと、後日保育士さんが連絡帳に書いて下さいました。
子どもの言葉は拙いけれど、そこへは怪我で遠足に行けなかった子どもへの温かいお土産への感謝の気持ちがいっぱち詰まっているのが良く分かりました。とも一緒に書いてありました。
卒園式の日、いよいよ本当に保育士さんとさよならをすることになったその時、子どもの手をしっかり握って
「先生にくれた白い花、ずっとずっと大切にするね。だから小学生になってもまた遊びに来てね。ずっとずっと保育園で応援しているよ」
そう言って泣いて下さったのが忘れられません。
子どもにとっても大切な初めての恩師であるその保育士さんとは、卒園して数年経った今でも、行事ごとに園に遊びに行って仲良くさせていただいています。

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